“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年12月16日水曜日

天皇誕生日

こちらは先週からマイナス10度以下の世界に突入していまして、週末にはマイナス20度台の予報が出ています。

きょうは日本大使館主催の天皇誕生日と天皇即位二十周年を祝うレセプションが開催されました。

会場のホテル前は黒塗りの外交官の車をはじめ、招待客の車でごった返していました。

会場は意外と狭く、芋の子を洗うような混雑ぶり、
両国の国歌がそれぞれの歌手により歌われた後、大使が挨拶して、その後は会食と歓談に入りました。

1月の大使公邸で開かれる新年会は日本人だけなのでもっと料理が味わえます。

ツーショットの写真はユーリヤさんです。
お嬢さんの具合はだいぶ良くなったそうで、新インフルではなかったのかも知れません。

このレセプションでロシア小咄を地で行く面白い出来事がありました。

日本文学をロシア語やウクライナ語に翻訳して、日本文化をロシアやウクライナへ広めている学者がいまして、その功績に対して日本政府から勲章も授与されました。
その学者がこのレセプションにも招かれていまして、最近の村上春樹の小説を翻訳した本を出版しました。(日本の事情に疎いので私は分かりません) その本を二冊も持った婦人がいた。我々は彼女が彼の熱烈な愛読者と思い、仲間が教授に彼女の本にサインするように求めた。
何故か教授は拒否する。
日本では有名人は愛読者にサインする習慣があることなど話しして説得したけれども、頑なに拒否する。

「私は妻にはサインしません」 なんとその婦人は教授の奥さんだった。

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