“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年6月30日火曜日

振替え休日

きょうは憲法記念日の振替え休日です。

久しぶりにオリガさんとキエフポタリングを楽しみました。
パラッツ・スポルト前(スポーツ宮殿)で落ち合い、
街をあちこち走ったあとドニプロ川の中洲へ渡り、再びパラッツ・スポルトへ戻るコースです。

先日、ソウルの地下鉄で自転車を積み込める車両を導入するニュースを見ました。

キエフの地下鉄では自転車の持ち込みは禁止です。
この間MTBの青年が地下鉄の改札口に入って行くではないか、どうするのか見ていたら、前輪だけ外して車両に乗り込んで行きました。

きょうそれを実践したら、たしかにOKでした。
因みにケーブルカーもトライしたら、こちらはもう一人分の料金(18円)を払えば自転車をそのまま乗せることができました。

2009年6月29日月曜日

話題のない週末

皆さんのところはまだ梅雨空が続いているのでしょうか、

こちらは毎日暑い日が続いています。
久しぶりにきのう、きょうと話題の無い週末を過ごしています。

アパートの斜め向いで小さなチャペルの建設が進められています。
純粋なレンガ積み構造で、荒いレンガの風合いが何とも云えない味のある雰囲気を醸し出しています。
この国の人にとってレンガは最も安く、一般的な壁の素材なので、レンガの表情に特段の価値を感じていない向きもあります。
この上にモルタルを塗ってペンキなんて事がないことを祈るばかりです。
毎日、工事の進み具合を興味深く眺めています。

ウクライナで安いものにいろいろ有りますが、サクランボもその一つです。
大きな皿に山盛りで150円でした。

2009年6月23日火曜日

気球に乗って空の散歩2

私の乗った熱気球について少し詳しく紹介します。
気球そのものはドイツ製。

フランスで生まれた熱気球は当初から貴族の遊び、今も金持ちの遊び、あなたも金持ちです。
誉められたのか、何なのかよくわからないことを言われた。
藤で作られたゴンドラはその当時のものに極めて似ているのだそうです。
扇風機はホンダの270ccエンジンに木製プロペラを付けたもの。

料金は37,500円(二人分で)
最初聞いたときはすごく高いように感じたけれども、実際体験するとかなり安いことを実感します。
二人だけの乗員のために3人のスタッフが夜明け前から昼近くまで掛かりきりになり、車の経費、バーナーの燃料(プロパンガス)などなどを勘案すると、相当安いと思いました。

飛行時間は70分
飛行距離不明、かなり早い速度で飛んでいましたから恐らく40〜50キロ?
飛行高度930m
彼らはビジネスというよりは、熱気球に取りつかれたマニアの色彩が強い!

写真は熱気球飛行認定証?
熱気球の名前
日時
飛行時間
最高高度
私の名前
熱気球乗りだけに与えられる特別な名前(筆記体で書かれた文字は読めない) 

2009年6月22日月曜日

気球に乗って空の散歩!

きょうは熱気球に乗って空の散歩と洒落込みました。

空気の冷たい時刻しか飛べないそうで、早朝4時半にタクシーを手配してもらいました。

子供の遠足と同じで殆んど眠れない!

タクシーはまだ眠りの中にあるキエフの街を飛ばして15分でカーチャのアパートに着き、 そこから15分程で気球のクルーと落ち合う地点に着いた。
3人のクルーが三菱パジェロで迎えてくれた。
気球を積んだキャリーカーを牽引して離陸地点へ。
途中風船を飛ばして、風の様子を見、磁石と地図を眺めて適当な場所を模索しつつ進む。

離陸地点が決まると、気球を広げて中に扇風機で風を送り、充分膨らんだところでガスバーナーに点火する。
離陸は呆気なく、音も無くするすると揚がっていく。

ゴンドラは極小さく、四隅にガスボンベが据えてあり、残ったスペースは操縦士と私とカーチャの3人でいっぱい。
高度930mまで一気に上昇、高所恐怖症なので心配していたけれども、以外に怖くない。

空から眺めるウクライナの田園地帯の風景は素晴しくは綺麗です。
操縦士のユーラさんは数々のチャンピオンを取った熱気球のベテランで、何かのイベントで茂木の本田サーキットにも行った事があるらしい。
しばし空のランデヴーを楽しむ!

写真は操縦士のユーラとカーチャ














気球は風任せ、パジェロのサポート隊とはトランシーバーで交信、気球を追いかけている。
着地は極めてスムーズ。
帰途の途中、お花畑で休憩する。
ここで、きょうの飛行の認定書を授与され熱気球乗りの古来の伝統に則り、髪の毛に火を付けてそれをシャンパンで消し、その後皆で乾杯!

2009年6月21日日曜日

キエフに来て2か月

早いものでキエフに来て2か月が過ぎました。
昨日、念願叶いカーチャの写真撮影に同行したのでその報告です。

プロのモデルを使った撮影は初体験です。どきどき、胸が高まります!
今回のモデルさんは専業モデルではなく、大きな会社の管理職だそうです。名前はユーリヤさん。
たまたま私のアパートの隣の街区に住んでいて、この若さで自宅と車を所有している金持ちです。

彼女の運転する車で私のアパートに迎えに来てもらい、その後、カーチャを最寄り駅でひろって目的地の野原へ直行。
素顔のモデルはとても気さくで可愛らしい人でした。

撮影現場に選んだ場所は周りを森で囲まれた野原で牛やヤギが放牧されていました。

長い長いメークが終わって撮影に入ったのが昼過ぎで、間に何度か休憩を挟み、夕方5時過ぎまでかかりました。
個人的にはスッピンの彼女の方が綺麗だと思いましたが、写真にならないのでしょう!

おびただしい枚数を撮りましたが、まあまあの出来は数枚ですね!

2009年6月15日月曜日

大統領選

きょうはウクライナの大統領選挙の話し。

いつもカメラをリュックに入れて持ち歩いていてカメラマンらしくないので、カメラバッグを買うのと、写真用光沢プリント用紙を買うために街に出てきました。

革命広場では早くも大統領選挙に向けた政治集会が開かれていました。大統領選挙は来年一月で、まだ半年以上も先のこと。
この国の選挙運動はお祭りみたいで、みんなで楽しむものらしい。
巨大な仮設ステージを作ってロックコンサートなども開かれる。

現在立候補しているのは、現大統領のユシチェンコ、現首相のティモシェンコ女史、地域党党首のヤヌコーヴィチの三人です。

前の大統領選挙のときはユシチェンコとヤヌコーヴィチの一騎打ちで、最初ヤヌコーヴィチが勝利したけれども不正が発覚してやり直し選挙で逆転勝利したのが現在のユシチェンコ大統領です。この選挙選でダイオキシンが盛られるという事件が起きました。
真相は未だに謎のままです。おそらく反対勢力のヤヌコーヴィチ派かロシアだと云われている。

ユシチェンコ現大統領は親ヨーロッパ、ヤヌコーヴィチは親ロシア、ティモシェンコは両方に顔を向けた八方美人。

ユシチェンコ現大統領は経済政策で失敗し、完全に求心力を失っているし、前の大統領選挙のときはティモシェンコの選挙協力によって勝ち得たので、今回は彼女自身が立候補しているのでユシチェンコの勝ち目は全く無いように思える。
地方や保守層にはヤヌコーヴィチが強く、都市部と財界はティモシェンコが強いようです。
ヤヌコーヴィチは貧乏から立身出世の人、ティモシェンコはもともと大金持ちの娘、対照的な二人の一騎打ちになりそうです。どちらもロシアに太いパイプをもっているのでロシアの出かたが読めない、今後の動きに目が離せません。

写真は革命広場とその周辺のきょうの光景です。

2009年6月13日土曜日

夏がやってきた!


先週までは、春めいて来たかと思えば、冬に逆戻りの繰り返し。 今週に入り一気に夏に突入です。
ここは梅雨がないから夏の訪れは日本よりも早いです。
まだ寒いころからアパートの近所でビキニのお嬢さんを見かけましたから、これから目のやり場に困りそう!

写真はアンドレー教会とそこからの眺め、
教会の基壇でポーズを取るカーチャ

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