“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年11月6日金曜日

チュニジア報告その6<サハラ砂漠>

やっとサハラ砂漠の入口に到達しました。
この旅で最も期待していた砂漠が目の前に広がっています。
感無量!

ここからはラクダに乗って1時間のポタリングです。
折角だから砂漠の民の装束になりました。
気分はまさにアラビアのロレンス。

ラクダは馬のようなあぶみがないので、バランスをとるのが難しい。とくに立ち上がるとき、しゃがむとき、前につんのめって振り落とされるような恐さがあります。
普通に歩いているときも前後の揺れが大きく、カメラを操作するのが大変、ファインダーを覗く余裕がないので、めくら写しです。

ラクダの背に揺られて、高いところから眺める砂漠の風景は最高!
違う世界、違う時代にスリップしたような変な気分になってきました。

一人の御者が4頭のラクダを操っている。
最初はおっかなびっくりだったものの後半はすっかり慣れて、御者なしで自分で手綱をとって歩んでいました。
一団からは、いつしかトロイカの歌が聞こえてきた。サハラ砂漠でラクダに乗ってトロイカとはミスマッチですが、いかにもロシア人らしい、

後半になり前方からドイツ語とイタリア語の大群に遭遇!
なにやらラクダの大群を使ったスペクタル映画の撮影に紛れ込んだような気分になります。

今夜の宿は砂漠のオアシスにある"HOTEL LE SAHARIEN PARADISE"

客室はひと部屋、ひと部屋独立した建物が広い敷地に点在している。それらを結ぶ遊歩道にはオアシスの樹木と花が咲き乱れている。文字通り"PARADISE"

暗がりには野生の孔雀が姿を現した。
このホテルに夜着いて、明日の早朝暗いうちに出発するのは勿体無い気がしてきた。
せめて明るいときに写真の一枚も撮りたいところです。

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