“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 愛車 “轟カル号” と共に渡ったXX国からお伝えします。ジオポタ海外支部からの便り

2009年11月9日月曜日

チュニジア報告その9<アトラス山脈>

サハラ・ツアーの締めくくりはアトラス山脈です。

モロッコ、アルジェリア、チュニジアにまたがる山脈で、昔学校の地理の時間に褶曲山脈の典型的な例として教わったような記憶があります。
そこをきょうはランクルに乗って登ります。

草木のまったく無い赤茶けた剥き出しの岩山が延々と連なっています。
巨大な竜が横たわっているようにも見えます。
飛行機の窓からも、雲の上に突き出た山脈を見ることができます。

アトラス山脈のふもとは野生のラクダがたくさん生息していて、道路にはラクダに注意の道路標識がたくさんあります。
昔行ったラップランドの道はトナカイ注意の道路標識が数多くあったのを思い出しました。

山の中腹にある駐車場までランクルで登り、そこからは徒歩です。
山脈は一重ではなく、幾重にもなっていることが分かります。
周りはマッ平らでここだけ突然隆起して山脈を形成しているので、上からの眺めは見渡す限り延々と大地が広がっている。

バスの待つ地点までランクルで戻り、バスはしばらく走ったあと昼食のレストランへ、食事の後は途中トイレ休憩一回と土産物屋に一回寄り、あとはひたすらMahadiaへ向けて帰途の道。窓の外にはまだ延々とアトラス山脈が続いている。

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